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南アルプス 甲斐駒ヶ岳、栗沢山

個人山行報告 

   南アルプス 甲斐駒ヶ岳、栗沢山

 参加者  CL HS 他1名

919日 北沢峠500〜仙水峠6:30〜駒津峰900〜甲斐駒ヶ岳(10:30~11:30)〜駒津峰12:30〜双児山13:00〜北沢峠15:00

  20日 北沢峠5:0〜仙水峠7:30〜栗沢山(9:30~10:00)〜北沢峠12:00

 

 秋晴れの甲斐駒ヶ岳に行ってきました。北沢峠の小屋で2泊する余裕のある日程を組みました。その甲斐あって快晴の2日間、下りるのがもったいなくて、ゆっくり展望を楽しんで歩きました。

目的の甲斐駒ヶ岳に行き、翌日の朝10:00のバスで下りるのはもったいないので、次の13:30のバスまでどこかちょっと行けるところはないかと探してみると栗沢山(2714m)を見つけました。時間調整という積りで計画しましたが、「栗沢山さん、失礼しました。」って感じ。すごく良かったです。

仙水峠までは前日と同じ、駒津峰への道を左に見送って、右の急坂を登っていきます。振り返ると昨日歩いた駒津峰から甲斐駒への道が眼の前、さっき仙水峠で挨拶した方が登っておられるのが見えます。コースタイム4時間半ですが、バスの時間を考えると7時間位かけた方がいいので、登る度に角度が変わっていく甲斐駒を楽しみました。

頂上直前の岩場で、私はもたもたと進んでいるのに、行き違った方は私に道を譲りながら普通の道を歩くみたいに事も無げに進んで行かれました。出会った方は全部で4人。皆さん単独行で大きなリュックをきっちりパッキングしていかにも山慣れた風情でした。ここは北沢峠からアサヨ峰、広河原や鳳凰三山に続く早川尾根の取り付きの山だったのです。

頂上は綺麗な岩を座りやすく配置したガーデンみたい。展望が凄い。仙丈から間ノ岳までどんなふうに尾根が続いているのかが分かって満足です。歩いて満足したいところですが〜。

帰りは長衛小屋へ直接下りる西尾根、はじめは細い岩の尾根でこの先切れてる?と恐れながら進むとちゃんと続いているという空中の廊下のような道、その後は歩きやすい樹林帯でした。

 

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